西原由記子さんとすごす10時間
拙著『かかわり方のまなび方』冒頭のインタビューで強く印象に残った、という声をきくことの多い西原由記子さんと、夏の半日をゆっくり過ごすワークショップを開催します。

場所は東京・新宿御苑の東側、緑の深い別荘のような邸宅「ラ・ケヤキ」で。良い台所があるので2食付き。南風食堂の三原寛子さんが、食事を用意してくれます。
西原さんは、大阪・いのちの電話のスタッフを経て、東京・自殺防止センターを立ち上げた人。日本各地の同センター設立にかかわり、電話を取るスタッフの研修を行い、ご自身も電話を取りながら、人の生にかかわってきました。
最近は東北・被災地に赴く機会が増え、新しく岩手に拠点を設けようとしていると聞いています。
当日は食事の時間だけ決めておいて。敢えてプログラムをあまり事前に組み立てずに、西原さんという人の存在感に触れ、触れ合うことを大切にした10時間をその場でつくり出したいと思います。
日時 :2011年8月14日(日)10〜20時
ゲスト:西原由記子(東京 自殺防止センター)
ファシリテータ:西村佳哲
ケータリング:三原寛子(南風食堂)
場所 :ラ・ケヤキ(東京・四谷)
参加費:12,000円(昼食と夕食の2食付き)
定員 :12名/先着順
共催 :ラ・ケヤキ
◎お申込み方法:
以下の事項を、7/10(日)までにメールでお送りください。先着順で受け付けます。 *定員に達し、お申込みを締め切りました。(7/19)
・お名前:
・連絡用メールアドレス:(複数可)
・連絡用電話番号:
・ご住所:
・ご年齢:
・性別:
・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)
・お申込みの動機:(必須、ただし選考用途ではありません)
送付先:110814@livingworld.net
◎お申込み完了までの流れ:
7/10に〆切を設定していますが、お申込み催行人数の10名に達した時点で各人にご連絡します。数日以内に参加費をお振り込みいただき、その確認をもって参加申込み完了となります。
当日のプログラムは考えずに…と書きましたが、僕がどんな時間を楽しみにしているか、記しておきます。
まず、西原由記子さんとの時間を味わいに、どんな方々がお集まりになるか。それが一番の楽しみですね。
彼女の活動(自殺にかかわる電話応答)に関心があるのか。人の話を全力で聴くことについて、なにか確かめてみたかったりするのか。
ラ・ケヤキの空間でゆっくり過ごすことや、南風食堂の美味しい食事に焦点を合わせていただいても全く構わないのですが。:-)
西原さんの出会いは7年前にさかのぼります。初めて参加したTグループで、僕が加わった10名のグループのトレーナー(ファシリテータのような役割)が彼女だった。この時の数日間は、とても大きな経験でした。
聴くことをめぐる僕の先生は、なによりもインタビューに応えてくれた方々ですが、敢えて二人名前を挙げると、一人は大阪の橋本久仁彦さん。もう一人が、この西原由記子さんです。
いい1日にしましょう!
関連書籍:
『自殺する私をどうか止めて』(角川書店・西原由記子著)
『かかわり方のまなび方』(筑摩書房・西村佳哲著)
by 2011年6月10日