インタビューの教室 1人クラス

この数年「インタビュー」のワークショップをひらいています。やっていて自分も楽しく、納得度も高いので。

5泊6日編の「インタビューの教室」は12名枠、2泊3日は6名枠でおこなっているのですが、ある頃から「マンツーマンでやると、どうだろう?」と思うようになりました。
インタビューの最中に自分が試みていることや、経験していることを扱っているワークの時間を、よりオーガニック(有機的)に出来るんじゃないかな? 自分自身がインタビューワークの片方をつとめることになるので、より生きた素材を扱っていけるんじゃないかと。
そこで2014年2月に福岡でテストケースを行ってみたところ「いける!」感じがあり、宿泊型とはべつの良さも確認出来たので、1人クラスを始めます。
 
 日時: 2014年4月6日〜17日の中で
     1.5~2時間 ×3回(日時は相談)
 場所: 東京のどこか
 ファシリテータ: 西村佳哲
 参加費(全3回分)
  ・一般 … 39,000円
  ・以前参加している人 … 24,000円
  ・大学生以下 … 18,000円
 持ち物:

  ・ノート、筆記用具

  ・ICレコーダー(ないしテープレコーダー)

   +ヘッドフォン or イヤホン
 

このクラスはいただいたお申込みに応じ、予定を付き合わせて日程や場所を調整し、双方に都合のよいタイミングで行います。ご関心のある方はどうぞ。
*沢山は出来ないので、お待ちいただくこともあるかもしれません。ご了承ください。

セザンヌの風景画。黒澤明監督が渋谷陽一さんとのインタビューの中で語っていた「何ヶ月もかけて一枚の風景画を描きつづけられるのは、自分に見えているものをまだ描けていないとわかるから。彼らは見えているものが違うんですよ」という話がそのままインタビューの話にもなるとは、読んだ当時は思わなかった。

 
◎お申込み方法:
以下の事項をメールでお送りください。先着順で受け付けます。
 ・お名前:

 ・連絡用メールアドレス:(複数可)

 ・連絡用電話番号:

 ・ご住所:

 ・ご年齢:

 ・性別:

 ・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)

 ・お申込みの動機:(選考の意図はありません)
 ・場所や曜日・時間帯、時期のご希望(あれば)
 送付先: interview_hitori@livingworld.net
 
◎お申込み完了までの流れ:
メールで相談の上、初回を含む仮日程を決定。追って参加費をお振り込みいただき、その確認をもって申込完了となります。

 

この「インタビューの教室・1人クラス」をひらく意図は、他の「インタビューの教室」や「インタビューのワークショップ」と同じです。
ここでは詳しく書きませんが、〈春の新島編〉〈夏の女神山編〉などのページをご確認ください。
基本的には「やってみたい」ので、はじめます。気が進まなくなれば止めるでしょう。
ちなみに僕が感じている5泊6日編(女神山)の「インタビューのワークショップ」の良さは、参加者の数がほどよく多いこと(9~12名で実施。自分の「きき方」や「あり方」を多様性の中で確認しやすいと思う)、インタビューのトライ&エラーの機会を多く持てること(きき手としても話し手としても)、日常を離れてなにかを再検討するまとまった時間と空間が得られること、宿の清潔さ、女神山の滞在施設の食事がとても気に入っていること(オーナーのケイコさんがつくってくれる)、などがあります。
2泊3日+αの形でひらいている「インタビューの教室」(6人クラス)の良さは、週末を含む日程で開催されること、少人数で密度の高い時間・経験を持てること、一度日常に戻ったのち少し期間をおいてからそれぞれの体験を持ち寄れること、会場としてお借りしている新島の宿・saroの気持ち良さ、などがあると思っています。
1人クラスの良さは、一緒につくりましょう。:-)
 
インタビューワークとして好きな自分の本を、仮に3冊選ぶと…
みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(2010)
かかわり方のまなび方』(2011)
わたしのはたらき』(2011)

 

by 2014年2月14日