自分をいかして生きる
リビングワールドの西村佳哲が、二冊目の本を書きました。編集は元晶文社・現バジリコ出版の安藤聡さん。ブックデザインはASYL(佐藤直樹・中澤耕平さん)。
執筆に至った流れを、本人が blog:いい仕事って、なんだろうか に書いています。
収録されているインタビューは2本。ロサンジェルスに小さな宿を開いたパッツイーさんという女性と、永福町で黒森庵という蕎麦屋を営んでいる加藤晴之さん。
長めの手紙のような一冊です。
自分をいかして生きる(ちくま文庫)
・価格:651円(税込)
*リビングワールドのサイトでの販売は終えました。最寄りの書店か、Amazon等のオンライン書店でお求めください。
→Amazon.co.jp
目次:
1 いる・いない
わたしたちはなにを受け取っているのか?/存在という贈り物/いい仕事、について
コラム:花森安治さんの大阪論から
2 自分の仕事
どんな○○○に?/仕事は「選ぶ」もの?/他人の気づき/お客さんでいられないことを
◎インタビュー:ロサンジェルスの小さな宿でパッツィーさんの話をきく[1996年・初夏]
力が出ることをやる
◎インタビュー:そば屋・黒森庵に加藤晴之さんを訪ねる[2008年・冬]
信頼の味わい/人づきあい・自分づきあい/感じていることを感じる力/わたしたち
コラム:イームズの「デザイン・ダイアグラム」
3 自由とか誇りとか
働くことは本当に喜びなんだろうか/心は誰のものだろう/わたしたちは本当に自由を求めているのか?
あとがき・謝辞
by 2009/9/15