インタビューの教室・神戸編
〝きく〟かかわり方をめぐる、2泊3日
神戸から電車で1時間ほどの山間にあるセミナーハウスで、「インタビューの教室」を開催しようと思います。
「きく」ことは誰もが普通にしているような行為です。でも呼吸とか、歩くこと、食べること、見ることと同じように、あらためて再検討すると、奥が深く、発見があり、さらに日常への影響力が大きい。
その面白さを分かち合ってみたいというのが、この教室をひらいている自分のいまのモチベーションです。
インタビューの最中に自分(西村佳哲)がなにをしているのか? を一つのサンプルとしてお伝えしながら、ひとの話を「きく」感覚や態度の諸相を、学び、試し、味わえる場をつくります。
日時: 2011年12月12〜14日(月火水)
集合 12/12 12:00…集合後昼食
解散 12/14 13:00頃…昼食後
ファシリテータ: 西村佳哲
場所: 関西学院大学 千刈キャンプ(兵庫県・三田)
参加費: 46,000円
└ 内訳)宿泊・会場費 23,000円+WS費 23,000円
定員: 12名(先着順)
◎持ち物:
・筆記用具(ノートは支給します)
・クリップボード
・ICレコーダー(ないしテープレコーダー)
+ヘッドフォン or イヤホン など
◎お申込み方法:
以下の事項をメールでお送りください。
*定員に達したので、受け付けを終了しました。(11/13)
・お名前:
・連絡用メールアドレス:(複数可)
・連絡用電話番号:
・ご住所:
・ご年齢:
・性別:
・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)
・お申込みの動機:(必要ですが選考時の素材にはしません)
送付先: 111212sengari@livingworld.net
◎お申込み完了までの流れ:
催行人数の10名に達した時点で各人に連絡します。1週間以内を目処に参加費をお振り込みいただき、その確認をもって参加申込み完了となります。
なぜ「インタビュー」の教室を?
インタビューは「取材」ではないし、もちろん「カウンセリング」でもない。その間で、さまざまなあり方を持つ、微細なかかわり方の技法だと思います。
いや技法というより、これは態度と呼ぶ方が近い働きなんだなと感じています。
語源としては「inter(相互に)+videre(見る)」だというけれど、「二人の間に見えてくる風景」と解釈してもいいんじゃないかな。
僕にとってインタビューとは、本人の案内で、その人が生きてきた世界の中を訪ねて見えてくる風景に魅入る経験で、執筆はその風景画を描く作業に似ています。
この教室では「かく」でなく「きく」部分を中心に据えます。そのセンスのある人が増えることは、社会や組織にとっても良いことなんじゃないかな? と思うのですが、細かい話は当日に。
プロを目指す人でなくても、インタビューを学んでみたい人、ひとの話を「きく」ことに興味のある人。どうぞご参加ください。
(ちょうど関西でのイベントや授業が重なる時期で、交通費を兼ねられるので参加費が抑えられるという気づきもあり、急遽開催を決めました)
西村佳哲のインタビューワーク:
『自分の仕事をつくる』(2003)
『自分をいかして生きる』(2009)
『自分の仕事を考える3日間・1』(2009)
『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(2010)
『かかわり方のまなび方』(2011)
『いま、地方で生きるということ』(2011)
『わたしのはたらき』(2011・11月末発売予定)
by 2011年10月31日