豊嶋秀樹さんとすごす10時間

大阪・grafを三年前に離れて仲間たちとgm projectsを始め、展覧会の企画・設計、岩木遠足、山登りなどしながら生きている豊嶋秀樹さんと、春の半日をゆっくり過ごすワークショップを開催します。
東京・新宿御苑の東側にある元邸宅「ラ・ケヤキ」で。良い台所もあるので、南風食堂の三原寛子さんに来ていただいて、2食付きの10時間を。

昨年2月の「ワークショップってなんだろう?大学」(表参道・ABC)より

豊嶋さんと会う機会は、年に一回、多くて二回程度だけど、僕はその都度たくさんのものをもらっています。個人的な宿題を含み。本人はそんなつもりまったくないだろうけど。
最近山登りが本格化していて、風貌は「岳」な感じ。

存在感やあり方から、価値観、技術、それらの成果としての仕事まで、心地良い一貫性を感じさせてくれている豊嶋さんだけど、昨年岩木遠足で「まだ部分的にしか一致出来ていない」と漏らしていた。「働くことと、生きていることが?」と尋ねたら、「そう」と。
当日は敢えてプログラムは組み立てずに、食事の時間だけ決めておいて、豊嶋さんという人に触れながら互いに過ごす10時間をその場で一緒につくります。
 
 日時 :2012年3月11日(日)10〜20時
 ゲスト:豊嶋秀樹(gm projects)
 ファシリテータ:西村佳哲
 ケータリング:三原寛子(南風食堂)
 場所 :ラ・ケヤキ(東京・四谷)
 参加費:15,000円(昼食と夕食の2食付き)
 定員 :12名/先着順
 共催 :ラ・ケヤキ
 

東京とは思えない庭の緑(夏の様子)。千駄ヶ谷駅から徒歩10分ほど。

◎お申込み方法:
以下の事項を、2/29(水)までにメールでお送りください。先着順で受け付けます。
 ・お名前:
 ・連絡用メールアドレス:(複数可)
 ・連絡用電話番号:
 ・ご住所:
 ・ご年齢:
 ・性別:
 ・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)
 ・お申込みの動機:(必須、ただし選考用途ではありません)
 送付先:
120311@livingworld.net


◎お申込み完了までの流れ:
2月末に〆切を設定していますが、お申込み催行人数の10名に達した時点で各人にご連絡します。数日以内に参加費をお振り込みいただき、その確認をもって参加申込み完了となります。

 
リビングルーム。広い家で、少人数で。時々ご飯もいただきながら。

4月に河出書房新社から新刊を出します。準備を始めたのは三年前。昨年11月頃から本文を書き始めて、おおよその形が姿をあらわしてきました。
書いみたら、この数年間のあいだに豊嶋さんの存在や言葉を通じて自分が受け取ってきた問いがハッキリしてきて、その応答のような一冊になりつつある。なかなか大きな影響を受けていたんだな、とあらためて思った。豊嶋さんのインタビューも登場します。
あり方に最も大きく影響を及ぼすのは、人のあり方だと思う。
同じ時代に生きていて、一緒にメシを食ったり飲んだり、くだを巻けることの幸せを分かち合おうか? というノリのイベントです。ご都合が合えば、どうぞ。:-)
 
関連書籍:
自分の仕事を考える3日間・1』(弘文堂・西村佳哲著)…p133から豊嶋さんのインタビューを掲載

 
 

by 2012年2月12日