東京の山小屋で

〝自分の仕事〟をめぐる、一泊二日のワークショップ
この3年ほど、ワークショップはインタビューの教室だけに絞って、自分から仕事や働き方について場をひらくのはやめていました。
が、ひさしぶりにやってみようかな? という気持ちになったので、平日の東京の街中・一泊型で開催しようと思います。「東京の山小屋で」というタイトルで。
これは、ルヴァンというパン屋さんの横にあるカフェ・ルシャレ(le chalet=山小屋)で、2010年末までときどき開催していた、定員8名ほどのマイクロお話会のタイトルです。
告知ページに、こんなくだりがありました。
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 カフェ「ルシャレ」は、富ヶ谷のパン屋さんルヴァンが15年ほど前に隣にひらいた、パンや温かい飲み物、軽い食事をいただける小さなお店です。
 そのお店のオープンのとき、オーナーの甲田さんはこんな案内文を書いていました。
〈山へ行くと「こんにちは」とあいさつする。
 そして昔からの仲間のように、今日来た道程や、楽しかったことの思いを話す。
 食べものを分けたり、交換したり、ひとつの火を囲んで食を共にする。そんなあたたかな、笑いのある、気持ちのいい「ル・ヴァン」の心を提供したい。
 いろんな思いを込めて、どうぞお越しください。〉
 ぼくらは一人ひとり、たとえば東京で、それぞれの道筋を歩いている。暗い森の中を進んだり、尾根に出たり、太陽のめぐみを感じたり、雨や風に阻まれたりしながら。
 そんな道程の中に、すこし腰をおろして休みをとれる、暖かな場をつくってみたい、というのが、甲田さんの十数年前の想いなのでしょう。
 その「東京の山小屋」で月に一度ぐらいのペースで、互いが旅の中で見てきたもの、感じてきたことを交わし合う場をつくってみようと思うわけです。
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気分としてはこんな感じ。こんな感覚で〝自分の仕事〟をめぐる、一泊二日の場をつくれたらいいな、と。

誰がやっても構わないような他人事とは違う〝自分の仕事〟に、もう長らく取り組んできた人も、まだ見つからないと思っている人も、わかっているけどはじめられずにいると語る人も、いろいろいると思いますが、まだ旅に出ていない人は一人もいないんじゃないでしょうか。
雑誌やテレビに多い「素敵」「スゴイ」バイアスのかかっていない、生の本人が語る旅路には、一人ひとり交換不可能な味わいがあります。
その分かち合いに「インタビュー」や「きく」力の再検討が非常に有効だと気づいたので、ここしばらくそれだけにしていました。
が、いろいろミックスアップして。〝自分の仕事〟の切り口で、山小屋に立ち寄った者同士が、荷物を下ろして過ごす一夜のような場を、ともにつくってみたいと思います。
心動くものがあれば、どうぞお集まりください。
 
 日時 : 2014年4月14・15日(月火)
      └ 4/14 13:30 集合
      └ 4/15 17:00 解散
      *東京在住の方も宿泊参加となります
      *初日14日の夜ご飯は一緒に
 ファシリテータ: 西村佳哲
 場所 : 東京・渋谷近辺(参加者にお伝えします)
 参加費: 21,000円(宿泊費込、食費は含まず)
 定員 : 12名
 

 
お申込み方法:
以下の事項をメールでお送りください。先着順で受け付けます。
*お申込みが定員に達したので、キャンセル待ちの受付に移行します(3/11)
 ・お名前:

 ・連絡用メールアドレス:(複数可)

 ・連絡用電話番号:
 
 ・ご住所:

 ・ご年齢:

 ・性別:

 ・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)

 ・お申込みの動機:(必須、ただし選考用途ではありません)
 送付先:1404yamagoyade@livingworld.net

 
お申込み完了までの流れ:

お申込みが催行人数の9名(定員は12名で想定)に達した時点で各人にご連絡します。数日以内に参加費をお振り込みいただき、その確認をもって参加申込み完了となります。

 

by 2014年3月5日