
LWの、ここ2・3ヶ月
夏に西村佳哲が、木村秋則さんのリンゴ園を訪ねた後、秋を通じ私たちがどんな日々を過ごしていたか、その一部分をダイジェストで。:-)

9月上旬は、目白で FOR STOCKISTS に。ランドスケープ・プロダクツの中原さん等が中心となって数年前から開催している、各地の独特なつくり手たちの合同展示会。


ここに出品されているモノたちは、〝商品〟と〝作物〟の狭間で揺れているものが多い。
私たちがつくっているのは、プロダクトの形をした絵本のようなものだな…と思いました。

9月下旬、西村佳哲は女神山で「インタビューのワークショップ」を開催。最近はこのテーマに夢中です。つづけて清里で、「つなぐ人フォーラム」の最終回も。


彼は今年は国際デザインコンペ「名古屋デザインDO!」の審査員も勤めていたので、10月上旬は名古屋へ。他の委員のメンツが良く、勉強になった様子。
併行して、品切れのあった砂時計「In this time:」シリーズの追加製造を進めていました。
8月頭に金子硝子工芸を訪ね、10月中旬に旭川の環境家具工房へ国本さん夫婦を訪ねて(2008年の記事)。ただ今回は写真を撮らなかったので、代わりに旭川動物園のを。


旭川では工芸センターでお話したり、いろんなつくり手にもお会いできて嬉しかった。同センターの後藤さん、秋山さん。素敵なお土産をくださった一人漆工房 halico の堀内さん。ありがとうございました。
前後して、帯広に立ち寄ってネイチャーホースライディングを体験。
シブヤ大学の左京さんに熱く薦められていたのですが、林の中に放牧されている馬に近づいていって、鼻革をかけて連れてきて、ブラッシングして、鞍をのせて…というところからかかわってゆく体験乗馬。馬が応じてくれないと、乗れません。

この「森の牧場」の田中さんが、とても良かった。

自分を失わずに、人に本気でかかわってきた人には、安心感がある。また会いに行きたいと思っています。乗馬体験、いいですよ! 子どもの合宿も受け入れていて、馬舎の干し草のベッドで、馬の寝息を聞きながら過ごすようです。:-)
京都・アンジェの本棚で、砂時計を大きく扱っていただきました。先日、ミナ・ペルフォネンにもご注文いただいて、いま神宮前や京都の「piece」店頭に並んでいると思います。

来年1月の奈良のフォーラム「自分の仕事を考える3日間」最終回の準備で、西村佳哲は事前のインタビューを重ねています。

丹後半島に、サウンドアーティストの鈴木昭男さんに会いに行ったり。

そして10月下旬から、池袋リブロ本店でリビングワールドの仕事につながる本を集めたブックフェアを開催。
池袋リブロは本当に大きく、全フロアーから好きな本を抜いてきていいと言われて、私たち、かなり燃えました。


そんなこんなの、ここ2〜3ヶ月です。
モノをつくることに対する気持ちのあり様が、10年前とは随分変わっているのを感じています。
西村佳哲はワークショップやフォーラム、そして本の執筆に。西村たりほは、LW販売部の仕事をしながら、庭木の手入れをしたり、フラワーエッセンスなどエネルギーワークの勉強を日々、重ねている。
来年はどんな年になるかな…と、この変化の行く先を楽しみつつ、穏やかな12月を迎えたいと思っています。
追記)12/11に、大阪・南船場のDOORSというお店で、砂時計の特注品イベントを開催します。どうぞお越しください。詳細は追って。
by LW 2010/11/18