インタビューの教室・7月
ひとの話を聴き、訊く技術をめぐる1泊2日
インタビューは「相手を見つけ」「話をきいて」「文章にする」という3つのステップを踏む仕事です。
どこも一大事、かつ面白いのだけど、中でも本体にあたるのは真ん中の「きく」部分。そこに軸足をすえたインタビューの教室です。
日時 :2010年7月1~2日(木金) 一泊二日
集合 7/1 9:00
解散 7/2 18:00~21:00頃
ファシリテータ:西村佳哲
場所 :東京(追ってお伝えします)
参加費:24,000円/宿泊費込み
募集人数:3名(お申込み多数の場合は抽選/定員は12名)
持ち物:
・ノート、筆記用具
・クリップボード
・ICレコーダー(ないしテープレコーダー)
+ヘッドフォンorイヤホン
・その他、宿泊用品など
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎お申込み方法:
*受付終了
以下の事項を、6/4(金)まで にメールでお送りください。
・お名前:
・連絡用メールアドレス:(複数可)
・連絡用電話番号:
・ご住所:
・ご年齢:
・性別:
・お仕事・専攻など:(差し支えのない範囲で結構です)
・お申込みの動機:(必要ですが選考時の素材にはしません)
送付先:interview1007@livingworld.net お申込み終了
◎お申込み完了までの流れ:
・お申込が定員を超えた場合は、抽選ないし先着順で選考させていただきます。
・申込者には、6/7(月)頃までに結果をご連絡します。数日以内に参加費をお振り込みいただき、その確認をもって参加申込みの完了となります。
なぜ「インタビュー」の教室を?
それほど数多くはないけど、働き方研究の流れもあって、僕はこれまで複数のインタビューワークを重ねてきました。で、この仕事が好きです。
インタビューの相手を自分で決め、自分の本にまとめているから言える言葉かもしれない。好きこのんでやっているわけだから。でもこの面白さは決して個人的なものではなく、少なからぬ人々と共有できるんじゃないかな…という気持ちがあります。
そこにもう少し踏み込んでみようと思い、初めてのインタビュー教室をひらいてみることにしました。
インタビューは「取材」ではないし、もちろん「カウンセリング」でもない。でも、その両方の働きや作用を持ちうる、きわめて微妙な関わり方の技法だと思います。
その語源は「inter(相互に)+videre(見る)」だそうだけど、「二人の間に見えてくる風景」と解釈してもいいんじゃないかと思う。
僕にとってインタビューとは、人を通じて見えてくる風景に魅入ることであり、その執筆は風景画を描く作業に似ています。
今回の教室で「きく」部分を中心に据えるのは、そこが最もライブかつ面白い部分だし、描く能力以前に、どれだけ見ているか・見えているかが、どんな絵が描けるか?ということにおいて決定的だから、です。
インタビューの技術やセンスのある人が増えることは、社会にとっても良いことでは?と思うのですが、細かい話は教室で。
プロを目指す人でなくても、ひとの話をきくことに興味のある人、インタビューを学んでみたい人。どうぞ参加してみてください。(西村佳哲)
西村のインタビュー・ワーク(書籍):
・自分の仕事をつくる(2003)
・自分をいかして生きる(2009)
・自分の仕事を考える3日間・1(2009)
by 2010年4月19日