
世界の音を聴こう!
サウンドバム・プロジェクト展
日本科学未来館 アースラウンジ(東京・お台場/2002)
サウンドバム・プロジェクトとともに、音の展覧会をつくりました。
日本科学未来館の大きな地球儀の下にうまれた、世界24カ所のさまざまな音が鳴り響く、庭のような空間です。
期 間: 2002/10/2~21
主 催: 日本科学未来館(MeSci)
企画協力: サウンドバム・プロジェクト(川崎義博 岡田晴夫 宮田義明 西村佳哲)
協 賛: パイオニア株式会社 株式会社オーディオテクニカ
企画運営: 内田まほろ+三石祥子(MeSci)
展示運営: 日本科学未来館ボランティアスタッフ
サウンドデザイン: 川崎義博(NADI) 岡田晴夫(Pioneer)
展示デザイン: リビングワールド(西村佳哲・藤本たりほ)
スピーカー制作: 宮坂政好(S&C) 栗村羊一(株式会社広研)
DM・ワークシート印刷: 前田印刷
Special Thanks to: NTT西日本沖縄支店 小林博樹 渋谷城太郎(musegram) 横内陽子 長岡勉 阿野太一 志賀玲子 末永剛 篠原寛仁 島田卓也(MeSci) Think The Earth Project 上田壮一(TTE) 佐味千珠子(TTE)Asyl Design

会場は、映像地球儀「ジオ・コスモス」を見上げるアースラウンジ。丸いカーペット上に世界のあちこち、24カ所分の音が配されている。

来場者には、ボランティアの会場スタッフから円形のワークシート(地図)が配られました。

ひとつの音に聴き入ろうとすると、こんなふうに顔を紙管スピーカーに押しつける格好に。左手に持っている丸いカードが、地図を兼ねたワークシート。

フィジー諸島の音を聴いている女の子たち。紙管スピーカーの高さは三種類ありました。これはいちばん低いもの。

スピーカーの上面には、世界地図の一部分が描かれている

日本科学未来館の客層は広い。赤ちゃんもサウンドバム。

カーペットのまわりに並ぶソファーでは、人々・海岸・街・森など、テーマに沿って世界を一周する20分ほどのループ音源が楽しめました。

ふたたび、日本科学未来館の客層は広い。おじいちゃんたちもサウンドバム。

西表島からインターネットを通じて届く森の音は、東京のはるか南に位置するまだ暖かい島の様子を、ライブで届けてくれる。

吹き抜けに浮かぶ大きな地球儀を見上げながら、ヘッドフォンで世界各地の街の音を聴いている。

マレーシアの森の生き物たちの音を聴いて….。

アラスカの雪原に耳を澄まして….。

そのまま西海岸を南下して、バハカリフォルニアのクジラの海へ….。

ぐるっとヨーロッパへ回り込み、プロバンスの港の音を聴いています。

プロ仕様のDATデッキから小さなMDレコーダーまで、スタッフが実際につかっている録音道具も展示。

会場内にマイクを持ち込み、サウンドバムしている人も見かけました。(^_^:)

これは展覧会前々日の夜の設営風景。カーペットを半分づつはがし、各スピーカーに配線しているところ。

10/13、六本木のTHINK ZONEでレクチャーを開催。オーディエンスの数は60名ほど。サウンドデザイナー・川崎義博さんの豊富でスジの通った経験談に、質問が続出。
10/11、東京デザイナーズブロックの「SPUTNIK DOME」で、St.GIGAをテーマにしたDJイベント。日没から夜中の干潮ピークまで、川崎義博/川崎寛/石井亮/一ノ瀬響/シマダツトム/O:g(春日泰宣・亜紀)/Overhead/タカオカシンヤで大遊び。(VIDEO: Tsutomu Shimada)

ワークシートの裏面はこんな感じ。
いたずら描きを加えたそれを撮らせてくれた、小学生の男の子。
ありがとうございました。:-)
by LW 2002/10/2