リブリット

大阪・中之島の関電ビルディング(2004年12月竣工、関西電力 本店入居)の頂部に、インタラクティブな照明システム「リブリット」を制作。
日没とともに灯りはじめ、吹いている風の動きを映し出します。

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Photo: Ryota Atarashi

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Photo: Ryota Atarashi

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以下、同サイトのJAVA applet(ライブデータによるCG)より

最初につくったのは、Live Reflector(ライブリフレクター)というコンセプトです。
関西電力は地域の公的な存在です。ビルのライトアップもこれ見よがしなもの=プレゼンテーションではなく、”周囲にあものを映し出す=リフレクション”というテーマにしませんか?と提案。

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このビルには様々な環境共生建築の工夫があり、その一つに「風を通す」という機能があります。超高層なのに、オフィスを自然風が抜ける工夫をしている(もちろん書類が吹き飛んでしまわない工夫あり)。海も近く、一日の中で陸風・海風がはっきりと入れ替わります。

そして「風を映す」という主テーマが決定。演出テーマとして(「この光は風をイメージして…」とか)ではなく、風そのものの動きを、リアルタイムに映し出すことに注力。

サンプルムービー:風が吹き寄せた場所から光の列が生まれる

壁面を渡る白い光は、その時々の風の速度で動いています。後から吹き寄せた早い風が、前をゆく光の列を追い越してゆくことも。(ウェブサイトでライブデータが見れます)

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毎晩23時まで点灯中。大阪の空に、自然の動きを映し出す灯りです。
より詳しい情報は 関西電力のページ をどうぞ。


プロデュース: 関西電力 地域共生・広報室
        都市再生プロジェクトチーム

プランニング・ディレクション: 西村佳哲(リビングワールド)
エンジニアリング: 岩政隆一・亀永吉文・真貝孝洋(GKテック)
プログラミング: 杉原 聡 亀永吉文(GKテック)
サウンド・デザイン: 一ノ瀬 響
アート・ディレクション: 西村たりほ(リビングワールド)

デザインシュミレーション: 倉持正之(ゼロスタジオ)、福田 桂(マフマフ)
写真: 新 良太
イラスト: nog.
企画協力: 藤村憲之
リサーチ: 門脇哲也(KATACHI TO CHIKARA studio)

建築設計: 日建設計
ライティング・コンサルテーション: LPA
調光システム・エンジニアリング: 東芝ライテック
施工管理: 新関電ビル建設工事 電気JV

Special Thanks to:平山信彦(内田洋行)、羽田野二稔(アプリケーションプラス)、下村義弘(千葉大学)、藤井敬三、山崎重明(西澤国際特許事務所)、高橋真理子(山梨科学館)、小林博樹、積水ハウス梅田オペレーションズ、関電不動産


 

by 2004/12/19