自分だけの砂時計づくり

昨年12月に大阪・DOORSで開催したイベント「世界にひとつ・自分だけの、ある時間の砂時計〝In this time: 〟をつくる」の経過報告を。
製作、順調に進んでいます。:-)

そもそも何があったのか。12/11の午後と夜、南船場のDOORSのカフェ「DOORS DINING」に、20名ほどの方が集合しました。
そして、その場でそれぞれがオリジナルの一点モノ砂時計のアイデアを考え、木と砂の組み合わせを選び、私たち(LW)にオーダーするという、特注品の受注イベントが開催されました。

Photo: Takehiro Hiramatsu

旭川の工房で扱える樹種と、葛飾の工房にストックがある自然砂のサンプルを持参。
木の木目は個体ごとの差が大きく、仕上げの具合で風合いや印象がガラッと変わるのですが、そのあたりも説明しながら進めて。

Photo: Takehiro Hiramatsu

アイデアが膨らむかな…と、過去につくった非公開の一点モノも、少し紹介しました。
これは、私たちの砂時計を扱ってくださっている、あるお店の元店長さんのリクエストを形にしたもの。
3つでワンセット。

その店長さん(女性)のお父さんが大の競馬…というか馬が好きな方で、彼の誕生日のプレゼントにと。その筋の人には堪らない名馬、テンポイントマンハッタンカフェディープインパクトの菊花賞などでの記録タイムの砂時計です。

3つ同時に返すと、「各馬一斉にスタート」。夢の競演。これはつくっていて楽しかったなあ。お父さんもとても喜んでくれたと後日うかがいました。
競走馬に興味なかったけど、生い立ちやエピソードなど調べているうちに、どの馬も好きになってしまった。泣けてしまいます。
 

Photo: Takehiro Hiramatsu

話をワークショップに戻しますね。一人で頭を捻ったり、隣の人と相談したり、私たちと話を交わしたりしながら、みんな1つも同じものがない一点モノのアイデアを生み出しました。すごいな。
みなさんのアイデアは、まだ秘密です。:-)
Photo: Takehiro Hiramatsu

現在、葛飾の金子さんが砂時計をひとつづつ制作中。2月中に出来る予定。その後、旭川の国本さんに送って木枠を付けていただく工程です。
うまくいけば、4月中旬頃にお届けできそう!
 

by 2011/2/23

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