「& Premium」と「POPYE」と

大切な友人で、素敵な音楽家でありグラフィックデザイナーでもある青木隼人さんが、「& Premium」サイトの連載「土曜の朝と日曜の夜の音楽。」で、サウンドバムのCD『Traveling with Sounds』を紹介してくれました。隣の『Wolf Talk』も気になります。

「(前略)ぼくが近所の公園で耳をすましているときに、マレーシアの森ではこんな音がしているのだろうし、北米の海ではオルカたちがおしゃべりをしている。そのことを、すこしだけ想像してみる。」(青木隼人)
andpremium.jp

サウンドバムは1999年から数年間、パイオニアと実施していた「音の旅」のプロジェクトです。

レコーダーを片手に世界を〝音〟で体験してゆく旅の提案で、フィジー諸島を皮切りに、さまざまな街・市場・駅・森・川辺を訪ねました。生きている世界は音に満ちています。旅先で録ったさまざまな音は、2枚のCDに収められています。

ともにサウンドバムの旅に出かけ、CDづくりも担当したのはサウンドエンジニアの岡田晴夫さんです。彼は昨年11月末にロケ先で不慮の事故にあい、先に逝ってしまいました。とても残念ですが、彼が残してくれたものが有形無形、沢山あります。

CD『Traveling with Sounds』もその一つです。気になったら、ぜひ手に取ってみてください。
サウンドバムのCD “Traveling with Sounds”

昨年、小田原にオープンした書店「南十字」の店先にもまだ在庫があるかもしれません(昨年秋に納品。これも岡田さんつながり)。駒沢敏器さんの本『ボイジャーに伝えて』を出版した、風鯨社さんが構えた本屋さんです。
Twitter @minamijujibooks

 

雑誌「POPYE」の連載「机の上のサイエンス」を担当する川端さんから連絡があり、ISSUE 911(2023年3月号)で「太陽系のそと|銀河系」を紹介していただきました。

全国紙の影響力、大きいですね! 嬉しい。ありがとうございます。

先週、新国立美術館のミュージアムショップ・SOUVENIR FROM TOKYOに「太陽系のそと」の追加納品にうかがいました。現物はSFTの店頭でもご覧になれます。「現品を見て決めたい」とお店に来てくださった人もいたとか。

お店の田原口さんは「ご夫婦が玄関に飾る用にと。もう一点は女性のお客さまがご自分用に」と、店先での様子を伝えてくれます。先週は開催中の「ルーブル展」で賑わっていました。お店は本当に忙しいはずなので、細やかな対応やご連絡に感謝しています。

太陽系のそと|銀河系 palmtop version

 

最後に、リビングワールドの西村佳哲が開催する「インタビューのワークショップ」のご案内です。場所は遠野のクイーンズメドウ・カントリーハウス。

 Aグループ|2023年4月26日(水)〜30日(日)
 Bグループ|2023年5月1日(月)〜5日(金)

本日3/12時点で、Aグループは残り1名枠。Bグループはあと3名枠。サウンドバムは世界の音に耳を澄ます旅でしたが、「インタビューのワークショップ」は、目の前の人の話に耳を傾ける、その感性と技術を再構築する四泊五日です。どうぞ。

インタビューのワークショップ|初夏の遠野

by LW 2023/3/12