一日/A DAY(生命のリズム)

日本科学未来館の「時間旅行」展(2003/03/19~6/30)で、日周期のリズムに関する展示物“一日/A DAY(生命のリズム)”を制作。

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企画段階のスケッチ

太陽からとどくエネルギーで、私たちの世界は息づいています。
この世界には24時間の周期があり、昼と夜が毎日欠かさずくり返されています。

最も強い生物時計のひとつ「日周期」をテーマとするこの展示物は、太陽と潮汐、気象、バクテリア、植物、昆虫、動物たち、ヒトの身体、人間社会を横断する11の映像で構成されています。

一日を96秒で表現する、11種類のコマ落とし映像を横並びに同期投影。
野原で花が咲く頃に校庭で駆けまわる子どもたち、海が満潮をむかえる頃に灯りがつきはじめるマンションの窓など、同時進行する世界の、断面を眺める空間です。

期  間: 2003年3月19日~6月30日
主  催: 日本科学未来館(MeSci)
監修協力: 富岡憲治(岡山大学) 井上慎一(山口大学)
企画・ ディレクション: 西村佳哲(リビングワールド)
共同制作: 藤本たりほ(リビングワールド)

撮影協力: きゆな牧場(沖縄・大宜味村) 玉川大学農学部昆虫学研究室 杉並区立和泉小学校  白崎雅恵
データ提供: 近藤孝男(名古屋大学) 大塚邦明(東京女子医科大学付属第二病院)
システム制作: 株式会社 GKテック(岩政隆一・真貝孝洋・山脇正光)
編集協力: 春日泰宣(O:g)
サウンドデザイン: 一ノ瀬 響

英文翻訳: パメラ三木
造作設計支援: ミュゼグラム(松村公恵・渋谷城太郎)
会場造作製作: 乃村工藝社

Special Thanks to: 佐々木正己 小野正夫 平塚 明 さくらマンション管理人さん 矢崎はるか 松田京子 高橋 仁 猪又裕一 藤本和典 高橋真理子 バイザシー 天下茶屋 島田卓也 内田まほろ Asyl Design

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日本科学未来館「時間旅行展」での展示風景。プロジェクター三台による連窓投影。

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朝の九時すぎ。小学校の校庭に、サッカーゴールが運び出されている。

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深夜の二時すぎ。女性達の血圧値が下がってゆく頃、沖縄の牧場をラマが散歩中。彼には昼も夜もないのか?(ヒトが飼うペットや家畜の生活リズムは、人間のそれに寄り添うそうです)

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操作卓の上では、ターンテーブルが映像に合わせてゆっくり自転しています。一回転が一日分。そのくり返し。ターンテーブルを手でまわすと、映像が音とともにスクラッチされ、巻き戻し・早送りのインタラクションが生まれる。

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くり返される11種類の「一日」同時進行に見入る人々。

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ひとりで、ずーっと眺めていた男の子。

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ターンテーブルを動かしながら、映像に見入るカップル。

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操作卓の上には、各映像に関する短い解説テキスト。

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生物時計の研究者・富岡先生による会場ツアー。展覧会は2003/3/19~6/30まで開催。その後半、リビングワールドは慶應幼稚舎の教室を訪れて、A DAYの制作からアイデアが生まれた 時間虫めがね・ワークショップ を開催。

by LW 2003/3/19