わたしは時間

イデーショップ 東京ミッドタウン店との企画展示

六本木・2008/1/25~3/14

東京ミッドタウンのイデーショップに、時間をテーマにした一角ができました。3/14までの企画展示。
リビングワールドは砂時計や銀河系で参加しています。

五つの砂時計・In this time。非売品の「ひとつの生物種が消えてゆく時間」や「心臓がすべての血を送り出す時間」も、ソファーの横にちょこんと。

実物はどこで?、というお問い合せを時々いただいている「太陽系のそと」も、窓ぎわの机の上に。

国立新美術館との相乗効果もあってか、人の流量がすごい東京ミッドタウン(昼)。THE・消費者なお客さんも多いようで、あらゆる商品を無造作に触ってゆきます。銀河系のキューブも指紋が付きやすいけど、ショップの人たちがこまめに拭いてくれている様子。ありがとう。

ここのカフェはテラスになっていて、穴場です。
なにがいいって、BGMがかかってないのがいい!

置いてあるリビングワールドの小冊子(B6サイズの黒表紙/各砂時計の短いお話など書いてある)。カフェに持ち込んでも大丈夫です。

店長が薦めてくれた「モッツァレラとトマト・バジルのベーグルサンド」、食べてみた。オリーブオイルが効いていて美味しい(¥550)。お酒弱いので試してないけど、ホットワイン(¥750)もお薦めだそうです。どなたか試してみてください。

LWの砂時計の他にも、壁掛け時計や、旧暦の手帳、本、パズル、コーヒー・ドリッパー、キャンドルなどなど、時間をともに過ごす品々が集まっている。

Arne Jacobsen|Romer Clock
ヤコブセンの壁掛けは「Cityhall Clock」が有名だけど、ローマ数字でできているこんな一品もあるんですね。
赤いバースデー・ブックは存在がとても愛しい一品。LWの西村たりほも、以前より愛用中。友人たちのお誕生日録に。

ところで店内を物色していちばん「イデーらしいなあ」と感じたのは、このスペア・キーでした。

彫刻的なキーヘッド。ひとことで言えば「オシャレ」。合い鍵をつくれる。

ある意味どーでもいいような細部についても、せっかく生きてるんだから格好つけてこー!というのが、昔から感じているイデーの印象。もちろんいい意味で。

東京デザイナーズブロックなども主催してたから、デザイン・オリエンテッドな会社だと思っている人が多いかもしれないけど、彼らが大切にしているのはデザインというより、むしろ「粋な暮らし」なのだと思う。

 
以下、東京ミッドタウンのお薦めスポットを少々。
イデーの店長こと中尾さんは、「お魚の粕漬けが好きなら地下の鈴波の焼き魚定食が美味!」と教えてくれた。
ベーグルは朝食べたなー、という方は地下へどうぞ。
もう一カ所薦めてもらった場所がありました。7階にある、スルガ銀行のd-laboという空間。

大型トラックボールを転がしてGoogle Earthも操作できる。超大型画面でみると、パソコンとはまるで違う経験に変わるのが面白い。

kurkkuのライブラリーも手がけていた幅さん(BACH)という人物がセレクトした熟度の高い本棚があります。写真の奥。この棚、読んでみたい本がとても多い。
ブック・カタログとしても価値のある棚だと思うので、ぜひ立ち寄ってみてください。
銀行の一角ですが、誰でも暖かく迎えてくれるフリースペースで、ゆっくり腰をおろして本を楽しめます。

 
東京ミッドタウンは、随所に点在する水の演出も心憎い。誰がデザインしているんだろう?

上は、吹き抜けをつらぬいてるシャワーツリーの端部。
もし天気のいいお昼に行ったら、絶対に見て欲しいのがプラザ地下にあるトップライトです。
ガラス面の上を流れてゆく水の影が美しい!

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by LW 2008/2/3